アゴのケガ
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発達障害児は乱暴か?
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上の漫画だけ読むと「発達障害児は乱暴なのでは無いか」「近づくと危ないのでは?」と思う方もおられるかと思います。が、それはちょっと違います。
発達障害児の中でもあっくんのように自閉傾向のある子どもは基本的に多動です。そして、危険予測が出来ません。例えば道路に車がバンバン走っていてもその向こうに興味のあるものを見つけたら何も考えずに飛び出します。「自閉」とは、自分の殻に閉じこもる的なことでは無く「自分の興味があるもの以外はシャットアウト」的に「閉じている」わけです。
なのでこの一件もそういった理由から。最初あっくんにケガをさせた子も別にあっくんが憎くてオモチャをぶつけたのではなくおそらく単純に「投げてみたら面白そう」と思ったのでしょう。そしてあっくんは「椅子の上に立ったら面白そう」と思い、そこに潜む「椅子が倒れたらケガをするかもしれない」という予測が出来ずにケガをしたのだと思われます。それは、他人に対しての危険も本人にとっての危険もイマイチ理解が出来ない…と言うことなのです。
ですので結論としては「別に乱暴では無いけど、気をつけておかないと本人も他人もケガをする可能性はあるよ」といった所でしょうか。
ちなみにあっくんの場合、9対1くらいの比率で「本人が危ない目に合う」ように見えます。人に対して危ないことをするって事はほとんど無いかも?
なので皆さんも怖がることなく、むしろ「あの子ケガしないかな?」とか、ちょっと注意して見てあげていただくと発達障害児の親としては助かりますm(_ _)m。