電車移動を試す

この週末はずいぶん前から「家族みんなで妻の実家に行く」と決めていました。当然移動手段はいつもと同様自家用車……と思っていたのですが、ここに来て僕が突然の体調不良。どうやら少し前に引いていた娘の風邪がうつった模様。

この状態で車の運転は無理。かといって予定をずらすのも心苦しい。……と言うわけで結局、普段乗らない電車での移動を試みる事にしました。
あっくんは自閉症ですので、なかなかじっとしてもいられないし黙ってもいられない。周りの人に迷惑をかけてしまうため、今までは極力電車は使わないか、使ったとしても短距離、と決めていました。

しかし最近はずいぶん成長してきましたし、ゆっくり座れる確率の高いグリーン車であれば大丈夫であろう…という事で電車での移動を敢行。家族四人で乗り込みました。

あっくんは少し不安そうでしたが、スマホのマップアプリを使って「今はここだよ。この線路を進んで次の駅はここだよ」と教えたら、そこそこ安心したようでした。
ただ、その後電車が駅に着くたびに「ネクストステーション!」と言って、次の駅はどこか聞いてくる。それが一時間半続きました。疲れた…。

しかもその間、5分から10分に一回は前の席に座る娘が「パパ?パパ!?」と僕の事を呼ぶ。どうやら顔が見えなくて不安な様子。かといって座席を回す体力もないため椅子の隙間から「パパいるよー」と挨拶。
「ネクストステーション!」「パパ!?」「ネクストステーション!」「パパ!?」……と、風邪っぴきの中子ども達に付き合って、ようやく妻の実家に到着…。
当然の如く妻の実家でもそんなに心が安まるわけもなく疲労は蓄積。こまめに寝てどうにか動ける程度に回復した頃にはもう帰宅の時間。……またもや電車移動。繰り返される子ども達とのやりとり。

そんなこんなで、どうにか帰宅。
今回は無事に済みましたが、もうしばらくの間は電車移動はやめよう…と心に誓いました。
自閉症児を連れた電車移動はハードルが高いですね。

アイロンビーズ


あっくんが「赤!」「オレンジ!」と、色ごとに分けて欲しいとの事なので一生懸命分けてみた。
でもひとしきり分けた後また元の入れ物に全部戻すあっくん。
その後また「赤!」とか言い始めたので、丁重にお断りした。賽の河原の石積みじゃあるまいしさすがに無理だ…

あっくん10歳誕生日

先日、あっくんは10歳になりました。一般的な「10歳」とは大きく違いますが、それでもあっくんはあっくんなりに成長し、無事に今日の日を迎える事が出来ました。

相変わらず数字が好きで、英語が好きで。エレベーターが好きで、最近はメトロノームが好きで。もちろんiPadはずっと好きで、放っておくと際限なく見続けています。目悪くなるぞー。

ちなみに今年の誕生日プレゼントも例年通り数字に関する物をあげたのですが、反応はイマイチ。「とりあえず数字に関する物」とかではダメで、あっくんなりの基準があるようです。このあたりもある意味成長なのかも知れません。

これから先の成長も楽しみです。

あっくん、誕生日おめでとう!

ドラマーあっくん

最近のあっくんはメトロノームにハマっています。メトロノーム!120!とか言って、自宅にあるメトロノームをカチカチ鳴らします。

Waterlogue 1.3.1で加工


その流れで、YouTubeにあるドラム動画にも興味を示し始めました。一定のテンポでドラムを叩き続けるだけの、比較的シンプルな動画です。
ただ、あっくんはそれも気に入ったようで、先日ショッピングモールに出かけた時、その中の楽器店でおもむろにドラムに触りはじめました。
もちろん全然叩けてはいないのですが、それでもぱっと見さまになっており、以前こんなマンガを描いた僕としては非常に感慨深かったです。
例えドラマーにならなくても、本人が楽しそうにしているだけで父親の僕としては満足です。

墓参り

久しぶりに両親(あっくんの祖父母)のお墓参りに行って来ました。
あっくんは、墓参りのためにやってきた僕の弟に向かって「ドローン!」と一言。そういえばもう何ヶ月も前、同じように墓参りに行った時、たまたま弟がドローンを持ってきて、飛ばしていたのでした。僕はもうすっかりそんなことは忘れていたのですが、あっくんは覚えていたみたい。

「記憶」の仕方が、我々とあっくんとでは明らかに違うんだな、ということを再認識した出来事でした。

ちなみに弟はこの日、ドローンは持ってきていませんでした。あっくん残念。次回は持ってきてくれ、と伝えておきました。

対応困難な学生について

僕の本業は、大学の教員です。どこの大学でもそうなのですが「対応困難な学生」というのは一定数存在しており、さらにその中には明らかに発達障害を抱えている学生も含まれています。
先日、そういった学生にどのような対応をしていくべきか、という報告、相談会のような物がありました。専門家では無い方々が大半なので「それはどうだろう」と思う意見もあったのですが、それでも「大学の先生が発達障害を抱える人々に対して真面目に考えている」という事実をうれしく感じました。

あっくんが大学に行けるほどの学力を身に付けるのは難しいと思いますが、それでもやはり学校に通い、社会に出て行かなければいけません。そういった時に「発達障害の連中なんて知らないよ」と言う人では無く、僕が通う大学の先生のようにマジメに向き合ってくれる人たちに囲まれて生活して欲しいなぁ、と思います。

スーパーミュージシャン


iPadの音楽ソフトでよく遊ぶあっくん。最近はパソコンの音楽ソフトも気になるようで、たまに遊んでいます。
もちろん鍵盤が弾けるわけでは無くメトロノームのテンポを変えて楽しむとかその程度ですが、それでもなんだか楽しそう。
……ただ、使っているのが僕の仕事マシンである、と言う部分だけが問題。早くそこをどいておくれ。

ららぽーと


久しぶりにららぽーとに行きました。基本的にはエレベーターに乗るのが目的のようなのですが、以前に比べればこだわりも減り、ほとんどの時間をキッズスペースで過ごしました。
ただ、そのキッズスペースでも、マグネットのおもちゃで数字を作ったり、ボルダリング的な遊具では頻繁に「何メートル!?何メートル!?」と聞いてきたりと、結局数字からは離れられません。
「やっぱりあっくんなんだなぁ」と感じます。