先日、Mac miniのハードディスクをSSDに変えましたが、その時「外部のバックアップ用ハードディスクが遅すぎて本体に悪影響を与えている」と感じました。
原因は、金をけちってUSB2.0接続のハードディスクを使っていたこと。USB2.0の転送速度は480Mbps。対してUSB3.0の転送速度は5Gbps。実に十倍以上の速度差があります。それはもちろん「理論上」であって、本当にその速度が出るわけでは無いのですが、それでも相当差があることは確かです。この部分を改善すればさらに快適に使えるようになる、はず!
Logitec LHD-ENA030U3WS
そこで今回購入したのが、ロジテックのハードディスク。容量は3T。値段は9,980円でした。
決め手は静音で消費電力も少なめであるということ。当然バックアップ用のドライブは常につけっぱなしだし、Macのバックアップシステム『Time Machine』は一時間おきにバックアップを取る設定になっています。そのたびにガリガリ言われたらたまったもんじゃ無い。というわけで、静音。省エネ。のこの機種です。
Macで使用する準備
このハードディスク、購入時は「NTFS」形式でフォーマットされています。Windowsであれば問題ありませんがMacの場合このままでは使用出来ません。『ディスクユーティリティ』を使いフォーマットする必要があります。
フォーマットは【Mac OS 拡張 (ジャーナリング) 】、方式は【GUID パーティションマップ】を選び【消去】をクリックします。
あっという間にフォーマット完了。念のためこの状態で速度をチェックしてみました。
SSDに比べれば遅いですが、USB接続のハードディスクとしてはまぁまぁ良い速度が出ていると思います。
『システム環境設定』→【Time Machine】を選び、【バックアップディスクを選択】で、先ほどフォーマットしたドライブを選びます。【バックアップを自動作成】にチェックが入っていれば、自動的にバックアップが始まります。
しばらく待つと予想時間が表示されます。「3時間」とのこと。でもこういうのはあてにならないので同時にストップウォッチもスタート。容量は263GB。さて、どうなるか。
急に止まる
最初の頃はかなりのスピードでバックアップが進みました。しかし!220GBを超えたあたりから急に速度が遅くなりました。ほとんど進んでいない…。
そこで色々調べてみると、どうやらMacの検索システムSpotlightが悪さをしている模様。
詳しい説明は省きますが、結果的に『ターミナル』を起動して以下のコマンドを入力したら元通りの速度でバックアップが進むようになりました。
sudo mdutil -i off /Volumes/”(TimeMachineのハードディスク名)”/Backups.backupdb
結果、2時間7分33秒でバックアップ終了。初回のバックアップとしてはかなり速い方なんじゃ無いかと思います(上記のトラブルが無ければもっと速かったはず)。
まとめ
その後のバックアップは変更が少なければ数秒〜数分で終わるし、待機中は静かだしで言うことありません。しかしこれを考えると元々使っていたUSB2.0のハードディスクは、やはりどこか壊れていたっぽい。2.0と3.0の差以上に速度が違います。
そんなわけで、さらに快適になったMac mini。再度バリバリ仕事に活用していこうと思います。
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