『Cintiq Pro 13』届く

上の写真は、僕が勤める大学の研究室です。
我が研究室は出来て間もないため必要なものがいくつか足りません。その一つが作画用の液晶タブレットでした。

どの液晶タブレットを購入するか

もちろん液晶画面のついていない通常のタブレット、いわゆる「板タブ」でも絵は描けるのですが、どうしても細かいペン入れ作業とかは難しい。それに僕は普段液晶タブレットで仕事をしているため、そっちの方に慣れているんですよね。
なので、液晶タブレットは必須。でも液晶タブレットも複数種類があり、なかなか選ぶのが難しい。
大きい物を選ぶなら27インチの液タブとかがありますが、これはデカイし何より高い。
そうなるともう少し小さい物。そして出来れば新しくて良い物。となると絞られてきます。Cintiq Proシリーズです。

Cintiq Pro

Cintiq Proシリーズは13インチのものが2016年12月、16インチのものが2017年4月に発売となった、Cintiqシリーズの最新機種です。筆圧の検知能力は従来機種の4倍と、大幅にアップしています。これは試してみる価値があるかも。ただ問題は、13インチと16インチのどちらを買うか、ということでした。
そこで色々調べてみたところ、出るわ出るわ16インチの悪い噂。マトモに4Kで出力出来ない!とかそういう話です。どうやら2Kであればどういう接続でも表示出来るっぽいのですが、それでは高い金出して16インチ版を買う意味があまりありません。(13インチは12万円前後、16インチは17万円前後です)
そんなこんなで結局恐れをなして、小さい13インチ版を購入することに決定しました。

おおむね快適!


そして早速セットアップ。13インチの方が接続は難しくない、という物の「接続はUSB-CかminiDisplayPortのみ」というのは、少し気をつけなければいけない点かも。パソコンによってはHDMIとDVIくらいしかモニター用の端子が付いていない物もありますしね。
僕のマシンは運良くDisplayPortが付いていたため、DisplayPort〜miniDisplayPortのケーブルさえ買えば問題なく繋がりました。良かった。
ドライバをインストールし無事表示。Photoshopなど使ってみましたが、明らかに従来の物より滑らかです。コレ、ちょっといじればPhotoshopでもペン入れ出来るくらい反応良いかも知れません。
そんなこんなで、Cintiq Proの13インチはおおむね快適。「2Kで大丈夫かな?」と思っていたものの、全く問題ありませんでした。表示は滑らかで発色も良いです。
初めて液タブを買う人だけでなく、ベテランでも満足出来る品質だと思います。オススメです。

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おぎのひとし
マンガ家のおぎのひとしです。大学で学生にマンガの描き方を教えながら、自身もマンガやイラスト執筆の仕事を続けています。 2020年3月現在、学習系のマンガやイラストの執筆や自閉症の息子と娘の育児等、日々忙しく過ごしております。