KORGのミュージックワークステーション『TRITON』がソフトウェアとして復活しました!
TRITONとは?
TRITONとは今を遡ること20年ほど前…1999年にKORGが発売したミュージックワークステーションです。M1以降のPCMシンセのさらなる進化形としてやたらとヒットした記憶があります。僕自身はその少し前1990年代初め『01R/W』というラック音源を持っており、当時よく使っていました。その01R/Wよりずっと進化したTRITON…。
個人的に、当時のシンセは「金属っぽいRoland・木っぽいKORG・プラスチックっぽいYAMAHA」的な印象だったのですが(わかるかな(笑)?)、このTRITONは「ちょっとYAMAHAっぽい?」と感じた記憶があります。要するにちょっと軽くてモダンで、ダンスミュージックとかに向いてそうなカンジ。実際、そういったミュージックシーンでずいぶん使われていたようです。
で、そのTRITON。何度も楽器屋で触ったりなんだりしたものの、さすがにプロでも無い僕がそうポンポン買えるはずも無く。結局、買わずに終わったのでした。
正直、KORGのソフトシンセとしてMS-20やPolysixなどが復活しても、それらは僕がシンセにハマリ始めた時代よりはずっと前のものなので「古き良きシンセ」的に捉えていたわけです。ただ、TRITONとなるとわけが違います。あの時の!アレが!というカンジで、即座に購入に踏み切ってしまいました。
ソフトシンセとして復活
KORGはもうずいぶん前からハードウェアシンセをソフトウェアシンセとして復活させてきたわけですが、今回はそのラインナップにTRITONが加わった形です。KORG Collection内のPCMシンセとしては今までもM1などがありましたが、今回のTRITONは規模が違う。プリセットだけで無く拡張ボードの音色も収録されており、合計4000を超える音が収録されてるそうです。絶対全部聴けない(笑)。
とは言え、いくら膨大な音色数であっても、「BROWSE」ボタンを押せば簡単に希望の音色にたどり着くことが可能です。
その他、ソフトシンセならではの操作性で、様々なエディット等便利に使えます。いや、これは素晴らしいです。
まとめ
当時欲しくても高価で買えなかったTRITONが今、3万円を切る価格で購入可能となりました。これからの曲作りに積極的に採り入れていきたいと思います。
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