昨日今日と、日本テレビで毎年恒例「24時間テレビ」が放映されました。
「チャリティーとは名ばかりの偽善番組」とか「なんでマラソンしてるのか意味がわからない」とか言われて批判されることも多いこの番組。それは実際その通りだと思います。
その他にも「障害のある人たちが努力をしているのを見て感動」とかが企画の定番になっていますが、それも今や古くないでしょうか。もちろん頑張っている人は素晴らしいと思いますが、それは障害があっても無くても感動しますので何もこの番組でやらなくても良いのでは、と思うんですよね。
他にも、ダウン症が取り上げられることはありますが、自閉症が取り上げられることが極端に少ないのも気になるところ。精神遅滞……いわゆる「知的障害」は扱いづらいのか何なのか、ほとんど登場しないように思います。手が無い、足が無いと同じかそれ以上に重要な問題だと思うんだけどなぁ。
今回見ていて唯一良いな、と思ったのがヒロミさんのリフォーム企画。こういう、残っていく物を定型発達者達が努力して作る、という企画はこれから先もどんどんやっていって欲しいです。
この際「昨年は○億円が集まったので、この24時間でそのお金を使いまくります!」とかいう企画をメインにして、バリアフリー的なリフォームとかたくさんすれば良いと思うんですけどね。何故かそういう事はやらず、毎回山に登ったりダンスしたりしてます。それも悪いとは言いませんが、もういいでしょう。と。次に向かいましょうよ、と。
批判も多いこの番組ですが、この番組をやらなければ集まらない大金が募金されるのもまた事実。そういう良い部分は残しつつ、少しずつリニューアルしていって欲しいなぁ、と思います。
ちなみに我が家のあっくんは当然の如くスルーしてました。まぁ、元々テレビ見ない子なので当たり前と言えば当たり前ですね。