2020年4月2日の自閉症啓発デーに合わせて、ホームページを公開しました。このページは今まで『きょうのあっくん』というマンガの告知用に使っていたのですが、イマイチ有効活用出来ている…とは言い難い状態だったため、今回大幅にリニューアルすることにしたのです。
今回のホームページは『凸凹パズルピース』というマンガ作品がメインになっています。我が家の子ども達、「あっくん」と「まいちゃん」は二人とも自閉症。さらに僕の妻は注意欠陥多動性障害(ADHD)……という発達障害家族のため「こういった体験を紹介することは無駄では無いだろう」と考え、マンガという作品に落とし込んでみました。
発達障害はとてもやっかいで生きづらい障害です。いわゆる「平均値」としての「フツー」の人々に合わせようとすると、非常に苦労します。
ただそれは、大きさの違うパズルピースのように「まわりにうまくハマらない」というだけであり、それ自身が悪いわけではありません。マンガのタイトルを『凸凹パズルピース』としたのは、そういった思いがあったからです。
望むと望まざるとに関わらず、我々は他人と暮らしていく必要があります。発達障害を持っている人を前にすることもあるでしょう。その時、ちゃんとした知識を持っていないと「怖い」と思うはずです。人間は、未知のものを怖がります。それは当たり前のことです。
ただ、その対象のことをちゃんと知れば「それほど怖がる必要は無いんだな」ということがわかったりもします。発達障害もそうです。
- 自閉症スペクトラム障害(ASD)
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
ちなみに、おおざっぱに「発達障害」と言っていますが、これには「自閉症スペクトラム障害(ASD)」や「注意欠陥多動性障害(ADHD)」、「学習障害(LD)」などが含まれます。以前「アスペルガー症候群」と言われていた障害はASDに含まれるようになりました。これらは研究が進むことでコロコロと変わるのでややこしいです。ですので、ここでは「発達障害」としてまとめることにしました。ただ、子ども達が自閉症(ASDに含まれる)ですので、メインは自閉症に関するコンテンツになるかと思います。
このページが、少しでもASD、ADHD、そして発達障害全体の理解に役立てば、と思います。