僕の本業は大学の教員です。関東では珍しい「マンガ学科」という学科が存在する東京工芸大学。先日、そこの卒業式が行われました。
昨年から続く新型コロナの流行。今回も「卒業式後の謝恩パーティ」的なものこそ中止になりましたが、式自体は無事に開催。何人もの教え子が卒業していきました。
定型発達であろうと発達障害であろうと、いつかは社会に出ていく必要があり…どこかに居場所を見つける必要があります。教え子の中にはその居場所が決まった子もいれば決まっていない子もいます。この辺は、障害のあるなしとは関係なく大変だよなぁ、といつも思います。
能力が高くても低くても障害があってもなくても、等しく幸せに暮らせる世の中になってくれれば、と思うものの、まだまだそんな社会は実現しそうにありません。僕一人だけの力ではどうにもならないということは分かっているのですが、それでも引き続き何かしら考えて、動いていこう、と思います。