ROBLOXというゲームがあります。いや、正確にはオンラインゲームのプラットフォームがあります。
簡単に言うと、ユーザーがキャラクターを作成した後、自分でワールドを作ったり、人が作ったワールドに遊びに行ったりするような、そんなゲームです。
一見Minecraftのように見えますが、Minecraftより自由度が高く、それこそワールドごとに別ゲームのような物も作れます。「ボールになって落ちないようにゴールまで進む」「ピザ屋の店員になってピザを焼いたり売ったりする」等々、沢山の遊び方が出来ます。
言語に日本語が無いため日本での知名度はほとんどありませんが、パソコンでもタブレットでも普通に遊ぶことは出来ます。あっくんは昔からこのROBLOXが大好きでした。…そう、「でした」です。
何故か先日「ロブロックス、消す!」と、泣きそうな声で訴えかけてくるあっくん。とにかくiPadに入っているアプリも、パソコン版のアプリも、全部消して欲しいようです。それどころかApp Storeに置いてある物まで消せという。さすがにそれは無理だと言っても聞き入れてもらえず、ずっとぐずっていました。
「どうして?昨日まで大好きだったでしょ?」「イーサン(あっくんが大好きな海外の少年ユーチューバー)もロブロックス好きだよ?イーサンも嫌いになっちゃったの?」等など、色々聞いても全くダメ。「消す!」「いらない!」と。結局折れて、全て消せる物は消しました。
それでもROBLOXは、アカウントがある限り再ログインすればいつでもデータを復旧出来るので問題ないと言えば無いのですが、なんだか釈然としません。こういう時、コミュニケーションが苦手な自閉症はやっかいだな、と感じます。
少し時間を置いて落ち着いたら、また色々と聞いてみようと思います。
あっくん10歳3ヶ月